偶然の再訪

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ビジネスリサーチラボでは、現実に関する理解を深めるため、日常的に研究を調べる機会があります。研究を調べる際には、しばしば「検索」という手段を用います。

個人的に興味深いのは、一見関係ない議論をフォローしていたり、異なる専門性を持つ人と雑談したり、知的な空間をさまよっていると、ある時ふと、そこで交わされた「言葉」を思い出し、それが検索を豊かにする点です。

そうしたことは言ってみれば「偶然の想起」でしょう。しかし、一度その言葉を訪れているからこそ「再訪」が起きるのですから、ちょっとしたロマンを感じます。

先日も、弊社内の議論の様子を見ていて、「コンタクトゾーン」という言葉が急に頭をよぎりました。どこで聞いたか忘れてしまいましたが、慌てて検索しました。結果、目の前の状況を別の角度から捉えられたのでした。