不在

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組織の中には、注意深く隠されているがゆえに、隠されていた事実自体がいつのまにか忘れ去られ、そこには存在しないものとして扱われるようになってしまったものがあります。

弊社の調査においては、そのようなものを白日のもとにさらすことがあります。それらを見た際、しばしばクライアントは驚きの表情を示しますが、本来はクライアントの組織の中にあり続けたものです。

不在と認識されたものがいかにあり続けたかという歴史と、いかに隠されてきたかというメカニズムを掘下げて説明することを、弊社では心がけています。

ここには、せっかく調査で日の目を見たものが再び不在の位置に追いやられないようにする目的がありますが、中には、不在のままにしておいた方が良いものもあり、悩ましいところです。